2024年に早稲田アカデミーに入社した黒田瑠生先生。新卒で入った飲食業界から、未経験の塾講師へと転身した背景には忘れられなかった受験への熱意がありました。異業種から再び「本気で学ぶ」世界へ。その決断の裏にある思いと、転職後に見つけた納得の瞬間をたどります。
“本気”を伝える
- 前職:飲食業界の店舗運営
- 学部:人間科学部
- 担当:中高受験、集団指導
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文系(国語、英語)
生徒が理解にたどり着く瞬間に、自身の本気で学んだ原点を重ねています。今はその経験をもとに、生徒にも「自分の力を信じて挑む大切さ」を伝えています。
飲食の現場から教育の道へ
されていましたか?
転職を考えた理由は2つあります。
1つ目は、大学受験に向けて必死に学んだ当時の熱意をどうしても忘れられなかったことです。受験のために情報を集め、勉強方法を試行錯誤しながら努力した経験が支えになっていると感じていました。一方で、飲食の仕事は“学び”とは異なる世界。このまま10年、20年と働き続ける中で、あの受験勉強の熱量を失ってしまうのはもったいないと感じていました。
2つ目のきっかけは、勤務先で一緒に働いていたアルバイトの高校生に、休憩中に勉強を教えたことです。それがすごく楽しく、「教育の仕事がしたい」と考えるようになり、塾講師への転職を真剣に考える動機になりました。
自分にしかできない
「教える」仕事
勉強をされていたのですか?

受験のときは教育学部を志望していたほど教育への関心が強く、学ぶことや教えることに最初から興味を持っていました。
大学に入って印象的だったのは、私のように“大学受験にすべてを懸けた”という学生が意外と少なかったことです。小学生から塾に通って勉強するのが当たり前だったという人が多く、高校から一念発起して受験勉強を始めた自分との違いに驚きました。
第一志望だったのでしょうか?
選んだ一番の理由を教えてください。
勉強が得意な生徒だけでなく、一般的な学力の生徒も難関校合格を目指せる環境と実績がある塾だからです。私自身の受験経験と重なり、「早稲アカなら自分の経験を活かせる」と感じました。
会社全体の雰囲気が良く、「ここで働きたい」と決断しました。また、採用担当の方が非常に丁寧に対応してくださり、入社後も親身に相談に乗ってくれるのだろうと感じられました。
言葉はありますか?
教えることの原点に立ち
返り、塾講師として再出発
どのような変化がありましたか?
私は幼い頃から塾に通った経験も、教育業界でのアルバイト経験もなかったため、当初は「塾=授業だけを行う場所」という漠然としたイメージを持っていました。
実際は、授業はもちろん、生徒のメンタル面のサポートや保護者の方との面談、校舎運営など、幅広い業務に関わることができます。入社前は想像していなかったほど多面的な魅力のある仕事だと感じています。
初めの授業は15人くらいのクラスでした。予想外の質問を受けたときの回答や、ホワイトボードの使い方一つにも、もっと良くしていきたいと感じました。
塾講師としてのスキルアップのために、先輩方の授業を見学したり、アドバイスを受けたりしながら少しずつ改善を重ねました。早稲田アカデミーでは、正社員として入社後1ヵ月間は授業に集中できる期間があるため、その間に塾講師としての基礎固めをし、授業のスキルを磨くことが非常に重要です。
やりがいを感じる瞬間は?

生徒から「先生の授業が分かりやすかった」と言われるときは、素直にうれしいです。生徒が自分から質問に来てくれて、その悩みを一緒に解決できたときにも、やりがいを感じます。
早稲田アカデミーは自発的に頑張る生徒が多いので、私もその姿勢には刺激を受けます。どの校舎でも「本気で勉強に取り組む」という文化が根付いているからこそ、「早稲アカで教えるのが楽しい」と感じるのだと思います。
「この決断に後悔はない」
と思えた瞬間
今は中学3年生のクラスを担当しているのですが、生徒たちのやる気を引き出すために、私の受験経験を話したことがありました。「もともと勉強が得意ではなかった」と正直に伝えたことで、生徒たちの意識が少しずつ変わり、それからは自主的に自習室へ来る生徒も増えました。
夏休みには、毎朝10時に自習室へ来て夜まで本気で勉強する生徒の姿が多く見られ、その姿を見るたびに本当にうれしくなります。
ありますか?
私は、小中学校までは特別勉強熱心ではなく、高校もごく普通の学校でした。その途中で「何かを本気でやり遂げたい」という思いが芽生え、大学受験に挑戦することを決めました。
予備校に通う際、家庭に負担をかけたくなかったため、アルバイトをしながら学ぶ道を選びました。もう後戻りはできない「背水の陣」のような覚悟と、自らを追い込む環境を作ったことが、結果的に私を本気にさせてくれたと思います。
これから描くキャリアと
“後輩”へのエール
どのように考えていますか?

今はまだ、目の前のことに必死に取り組む段階です。授業スキルや校舎の運営業務など、まだまだ学ぶことも多いので、まずは任務を丁寧にこなせるようになりたいです。
そのうえで、将来的には管理者や校長といったポジションにも挑戦し、校舎全体をマネジメントできるよう成長していきたいと思います。
コミュニケーション能力は必要不可欠です。教える相手が大人とは違うということを常に意識し、柔軟に対話することが重要です。何より、生徒のために力を尽くしたいという気持ちを持てる人が向いていると思います。
やりがいを感じる瞬間は、私が教えたことで生徒の点数が上がったり、1つ上のクラスへ進めたり、志望校に合格したりする場面です。子どもは正直なので、良い授業をすれば素直な反応が返ってきますし、その一つひとつのリアクションが塾講師としての成長の糧になります。
メッセージをお願いします。
早稲田アカデミーでは、授業に集中できる最初の1ヵ月は徹底的に授業スキルを磨く期間です。私のような異業種からの転職組は、受験からのブランクもあり、受験の知識や勉強内容を思い出すまでに、意外と時間がかかります。それを前提に準備しておくと、入社後も安心かもしれません。
20代は、何にでも挑戦できる、何にでもなれる貴重な時期だと思います。もし少しでも「別の道で力を試したい」と感じたら、悶々とした気持ちを抱えずに、まずは一歩踏み出してみてください。
1日のスケジュール
- 「本気で教える時間と、リラックスする
時間のメリハリを大切にしています」
「家は休む場所、仕事は職場で集中してやる」というのが黒田先生の考え方。授業準備や過去問研究をじっくり行いたい日は、午前11時ごろに出社して自習室で資料を整理します。
前職では夜型勤務もあったため、「今のほうが業務をしている時間は短く、生活のリズムも安定しました」と言います。仕事とプライベートの切り替えを意識しながら、生徒と向き合う時間を一番大切にしています。
自分らしい成長のかたち
黒田先生は、前職で感じた小さな違和感をきっかけに、自身の受験経験という「忘れられない熱意」を活かせる道を模索し、塾講師という道を選びました。塾講師の経験がなくても、自分の原点を見つめ直し、誰かの成長を支えたいという思いがあれば、塾講師という仕事を通じて「本気になれる自分」と出会えるはずです。
黒田先生のようなセカンドキャリアに関心のある方は、まずはこれまでの経験が“塾講師”としてどのように活かせるか「塾講師採用のプロ」である人事担当者に相談してみるのが良いでしょう。些細な不安や気になることがあれば、早稲田アカデミーの「30分カジュアル面談」にお申し込みください。
(https://recruit.waseda-ac.co.jp/movie#recruit)
1975年創業の早稲田アカデミーは、東証プライム上場の学習塾として、小・中・高校生の受験をサポートしています。
「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、授業における情熱と生徒との対話を重視し、生徒と真摯に向き合う講師の姿勢に共感して入社する人も多いのが特徴です。
目標に向かって挑戦する子どもたちと共に歩み、成長を支える存在——それが早稲田アカデミーの塾講師です。
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